悩みを吐き出す場所がないときの選択肢
悩みを吐き出せる場所は大きく5つあります。ノート、匿名の掲示板やSNS、悩み相談アプリ、カウンセリング、公的な相談窓口です。それぞれ費用も、匿名でいられるかも、返事があるかも違います。
誰かに聞いてほしい。でも、話せる相手がいない。そう思って検索した方が、このページを開いていると思います。
いちばん困るのは「どこが自分に合うのかわからない」ことです。以下の5つを、それぞれ何に向いていて何に向いていないのか正直に書きます。気になったところだけ読んでください。
- ノートに書く。誰にも知られず、今すぐ、無料でできる
- 匿名の掲示板やSNS。反応がもらえるが、読む相手を選べない
- 悩み相談アプリ。匿名のまま人に聞いてもらえる
- カウンセリング。訓練を受けた人が否定せずに聞く
- 公的な相談窓口。無料で、深刻な状況にも対応できる
吐き出したいときに必要なのは、必ずしも「解決」ではない
悩みを人に話して楽になるのは、答えが見つかるからではなく、頭の中にあった言葉が外に出て、形が見えるようになるからです。
心の中にあるうちは、悩みには輪郭がありません。実際より大きく感じたり、いくつもの心配が混ざってひとつの塊になっていたりします。それを声や文字にすると、「思っていたより小さかった」「本当に嫌なのはここだけだった」と、大きさが確定します。
だから、アドバイスをもらわなくても、話しただけで軽くなることがあります。逆に、解決策を求めていないときにアドバイスをされると、かえってしんどくなります。「そんなことで悩まなくていい」と言われて、余計に話せなくなった経験がある方もいるはずです。
1. ノートに書く
誰にも知られず、今すぐ、お金をかけずにできる方法です。人に見せない前提で書けるので、いちばん正直に書けます。
向いていないのは、返事がほしいとき
白紙は何も聞き返してくれないので、同じ考えをぐるぐる繰り返して終わることがあります。書くときは「疲れた」で止めず、「何に疲れたのか」「どうしてほしかったのか」まで書き足すと、ぐるぐるから抜けやすくなります。
2. 匿名の掲示板・SNSの裏アカウント
匿名の掲示板やSNSの強みは、反応がもらえることと、同じ経験をした人が見つかることです。夜中でも誰かがいます。
向いていないのは、弱っているとき
読む相手を選べないので、心ない言葉が返ってくることがあります。書いた内容が残り続けること、書いた本人が特定される可能性があることも、頭に入れておいてください。
3. 悩み相談アプリ・チャット相談
匿名のまま、人に聞いてもらえます。深夜に対応しているサービスも多く、電話が苦手でも使えます。
向いていないのは、相性が合わなかったときです。聞き手が誰かによって受け止め方が変わります。多くは有料で、時間や回数で料金がかかります。
4. カウンセリング
訓練を受けた人が、否定せずに聞いてくれます。一度きりではなく続けて話すことで、自分でも気づいていなかったことにたどり着けるのが、他にはない強みです。
向いていないのは、今すぐ吐き出したいときです。予約が要り、費用もかかります。「自分はカウンセリングに行くほどではない」と感じて足が止まる方も多いのですが、カウンセリングは病気の人だけが行く場所ではありません。
5. 公的な相談窓口
無料で、深刻な状況にも対応してもらえます。自治体や国が運営しているので、費用の心配がありません。
向いていないのは、軽い気持ちで愚痴を言いたいときです。受付時間が決まっていることも多く、電話が苦手だと使いにくさがあります。
どれもしっくりこないときは、「聞かれる側」になってみる
人に話すのが難しいときは、自分に問いかけてくれるものを間に挟むと、言葉が出てくることがあります。
ノートが続かないのは、白紙が何も聞いてくれないからです。人に話しづらいのは、相手にどう思われるかが気になるからです。その中間にあるのが、「問いかけだけがあって、評価する相手はいない」状態です。
ひそひそタロットの無料リーディングは、その状態を作るための道具として作っています。悩みを書くとカードを引き、AIがその内容を読み解きます。未来を言い当てるためのものではなく、自分でも気づいていなかった本当の気持ちに気づくきっかけとして使うものです。相手が人間ではないので、どう思われるかを気にせずに書けます。タロットがなぜ当たっているように感じるのかは、「タロットは当たるのか。心理学から見た仕組み」で説明しています。
つらさが強いときは、迷わず専門の窓口へ
眠れない、食べられない、消えてしまいたいという気持ちが続いているときは、一人で抱えず、専門の窓口に相談してください。
厚生労働省の「まもろうよ こころ」に、電話・SNSでの相談先がまとめられています。匿名で使えるものが多く、SNSのチャットで相談できる窓口もあります。
本音そのものが出てこない方は「本音が言えないとき、心の中で起きていること」を、書き出して整理したい方は「気持ちの整理がつかないときに、書き出して整理する方法」をどうぞ。
よくある質問
- 悩みを吐き出すのに、いちばん手軽な方法は何ですか?
- ノートに書き出す方法が、誰にも知られず、今すぐ、お金をかけずにできます。人に見せない前提で書けるので、いちばん正直に書けます。ただし白紙は何も聞き返してくれないため、返事がほしいときには向いていません。
- 匿名の掲示板やSNSに悩みを書くのは、やめたほうがいいですか?
- 反応がもらえること、同じ経験をした人が見つかることは強みです。ただし読む相手を選べないため、弱っているときには向いていません。書いた内容が残り続けること、書いた本人が特定される可能性があることも、頭に入れておいてください。
- カウンセリングに行くほどではない気がして、足が止まります。
- カウンセリングは病気の人だけが行く場所ではありません。ただし予約と費用が必要なので、今すぐ吐き出したいときには向いていません。その場合は、書き出す方法や匿名で使えるサービスから試すこともできます。
- つらさが強いときは、どこに相談すればいいですか?
- 眠れない、食べられない、消えてしまいたいという気持ちが続いているときは、一人で抱えず専門の窓口に相談してください。厚生労働省の「まもろうよ こころ」に、電話やSNSで相談できる窓口がまとめられています。匿名で使えるものが多くあります。